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【AUC】イルハ・ラヴァウムと守護霊鳥の羽【SS】

英雄戦お疲れ様でした~。帝国のポイントがパないです。

( =ω=)フェネクス物理攻撃が1点で抑えられた記念のSSっぽいなにか。
普段は一人芝居になるのでRPやらないけど、二人はらぶらぶなのだよ明智君。

タイトルは何となくめがねの魔法使い的。

今のうちにこちらに上げておけば、あとで移す必要がないのでかきかき。
******

セフィドの英雄と、いまだ聖宝そろわぬ王家を討て。
ヴァルトリエの英雄と、新たな帝国中枢を討て。
イズレーンの英雄と、魔龍を制したソウガ率いる幕僚を討て。
マッカの英雄と、大魔鳥を討て-。


ユーマが言っていた。
これが公で最後の会戦だと。
五度目の「最後」に、ついに随伴に呼ばれたと。

城で下知が下されるのを待つ間、ずっと不安だった。
行ってほしくないところがある。
そこにだけは行かないでほしい。

生まれも育ちもかの赤い大地の私でさえ、お話の中でしか知らなかった炎の化身。

衰えぬ炎を持つ守護霊鳥。
眠りから無理やり覚まされ、炎は一層荒ぶっている。

一度だけ間近で見た。
動けなかった。
皆が戦う間、手も出せずただ見ているだけだった。


「マッカにいってくる」
短くそう告げたユーマの口ぶりが困ったような雰囲気だったのは、あのときの私を思い出したからかもしれない。
いや、家を失うことになっても泣くことのなかった私が、子供のように行かないでと泣いたからかもしれない。

行かないわけにはいかない。
勝てない戦いじゃない。
俺はいつもやってることをやるだけだ。
そうすればあとは皆がうまいことしてくれる。

「いつもやってること」であの消えずの炎にさらされることが嫌なのに。
大丈夫だの一点張り。そんな訳ないじゃない。


ふと思いだした。
『守護霊鳥がなぜ自分の纏う火で焼けないのか。それはあの羽が炎を防ぐ力を持っているからだ』
そんなことを書いた本を昔読んだ。なんとも眉唾だと子供心に思っていたけれど。

時間までに急ぎ集められた守護霊鳥の羽は2つだけ。
和臣が火除けにといってユーマに渡していた珍しい生地のマントの中に縫いこんだ。


守護霊鳥の羽が守ってくれる、とそのマントを渡しながら言うと、ユーマは目を見張って驚いた。
そのあとじゃあ無敵だなとうれしそうに笑いながら紺地のマントを身に着けて、
「もう一回寝てもらうようにしてくる。だからもう泣かないでいいからな」
無骨な手で私の頬を撫でてくれた。


その手に寄り添いながら私は祈った。
いいことフェネクス、この人を守ってくれなかったら承知しないんだから・・・・。
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コメント

§ 今読んだ!

ちょっと見ない間にすっかり嫁が板につきやがってイルハめ……(゚ーÅ) ホロリ
いいねいいね! 旦那を心配するイルハいいね!
なるほど、フェネクスの攻撃に余裕なのもマントのおかげだったのだなw
まさに愛の力である。ラブ。

§

わーい、ありがとー!
らぶ超大事!
お嫁の前ではかっこよくいたいユーマであったw

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プロフィール

草加 涼平

Author:草加 涼平
クトゥルフ同人サークル『ユゴス寄りの者たち』の構成要素。

『英雄クロニクル』
サクセス・ハンゲ鯖
「TRPG(1024)」「暁と黄昏(16s9)」で活動中。

『刀剣乱舞』
相模国 歌仙沼在住。

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