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【AUC】なでなで

3期、英雄になれたので記念に。
お話になってませんね、はい。

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「なあ、俺が子供可愛がるのって、そんなにおかしいかね」
「いや、そんなこたねえよ。当たり前だろ」
「だよなあ」
「素直でもつんつんしてても、大体年相応に可愛いもんだろ」
「うん、お前もそう思うよな」
「俺は孤児院育ちでな。それはみっちり大人と子供の付き合い方を叩き込まれたよ」
「そうだったのか」
「子供は子供でいるだけで、大人の面子を立てるんだと。そりゃそうだよな、これから成長期の子供に未熟な部分がなかったら、成長終わった大人が威張れる余地はない。だから大人に守らせるように小さく可愛く生まれてくるんだとさ。俺の育ての親だった人の持論な」
「ふーん、そういやガキのころは俺も笑ってイタズラしてるだけで、頭なでてもらえたもんな」
「子供が可愛がれないのは頭か心か、大人と呼ぶにはどっちかが確実に足りないやつさ。子供作って育てながらもに学びきれてないやつはいるよ。ついでに育てられないのにはこれに金が加わる」
「世知辛いな」
「まったくだ。この俺様みたいに完璧とはなかなか行かない」
「ソーデスネー。じゃあ俺が頭なでてやりたいとか思ってもふつーなんだな。よしよし」
「何だまた頭頂部制覇したい子供見つけたか」
「うん」
「さすがゆーまおとーさん。して次は誰だ」
「………ルシルム陛下」
「は、バイト将軍のときに拝謁できたか。外堀が手ごわいな。がんばれよ」
「うん。考えたことなかったけど、とりあえず偉くなれるだけなってくる」
「ああ、そこからだな」


刻碑暦999年の春の査定。
お役所仕事を繰り返すうちに顔なじみになった役人が、控えの間で呆れた声を上げる。

「あのなあユーマ。もうちょっとこう、威厳ってもんをな」
「マント付けたじゃん。鎧もちゃんときれいにしたし」
「お前の威厳はマントかよ。そんなだから本体鎧とかいわれるんだ」
「うるせぇ。なら階級上げなきゃいいのに」
「ほんと、英雄に見えねえな」
「俺も何が違うのかよく分からん」
「……ま、がんばれ」
「うん。いってくる」

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プロフィール

草加 涼平

Author:草加 涼平
クトゥルフ同人サークル『ユゴス寄りの者たち』の構成要素。

『英雄クロニクル』
サクセス・ハンゲ鯖
「TRPG(1024)」「暁と黄昏(16s9)」で活動中。

『刀剣乱舞』
相模国 歌仙沼在住。

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